巡回監査士の試験と娘のバスケ応援日記
【スタッフ日記】
こんにちは。杉本総合会計の西村です。
11月は、私たち会計事務所職員にとって大切な「巡回監査士・巡回監査士補試験」が行われる時期です。
少し緊張感のあるこの時期に、どんな風に試験勉強に取り組んだのか、そして最近の私の日常についてもご紹介したいと思います。
■巡回監査士とは
巡回監査士とは、顧問先企業を毎月訪問し、会計資料を確認するという重要な役割を担う資格です。この業務では、会計記録の「実在性」「網羅性」「適法性・正確性・適時性」といった観点からチェックを行い、企業の経営状態を正しく把握することで、より信頼性の高い決算書作成を支援します。
具体的には、毎月の月次巡回監査と、期末に実施される決算巡回監査とに大別され、どちらも「経営方針の健全性を吟味し、決算書の信頼性を高めること」を目的としています。
こうした流れを通じて、税務申告時の添付書面（書面添付制度）や、自社で経理処理を行う「自計化」された顧問先様に対する訪問体制などと相まって、企業の透明性・信頼性を高める支援を行っています。
■巡回監査士補とは
巡回監査士補は、巡回監査士の補助的な立場として、会計事務所職員が実務の基礎を学びながら知識とスキルを身につけるための資格です。巡回監査の流れや会計・税務の基本、TKCシステムの操作方法など、日常業務に直結する内容が中心となっています。
このように、巡回監査士・巡回監査士補という資格・業務は、経営面から顧問先様を支える“アドバイザー的”な役割も果たしています。
■資格取得に向けて
今年は、杉本総合会計では 巡回監査士試験に7名、巡回監査士補試験に2名 が挑戦しました。それぞれ6科目の合格が必要で、私は巡回監査士の受験に臨み、残る1科目「法人税」の合格を目指しました。
試験勉強は、隙間時間を大切にしながら問題集を繰り返し解くことを意識しました。
平日は業務後や早朝に時間を作り、休日の土日や三連休には集中して学習を進めました。
また、ありがたいことに事務所を土日に開放していただき、受験するスタッフと励まし合いながら勉強しました。
静かな事務所で集中して勉強したり、朝早く出勤して学習時間を確保したりと、自分なりに工夫しながら取り組むことができました。
試験の合格発表は12月15日。これまでの努力を信じて、必ず合格したいと思います。
杉本総合会計は、自分を磨き、常に成長を目指せる事務所です。このような日々の積み重ねが自分の成長に繋がったように感じています。
■娘のバスケ応援日記
私には2人の子どもがおり、上の子は中学2年生の娘です。娘は中学1年生からバスケ部に所属しており、チームの主力メンバーとして頑張ってきました。
10月に行われた総体では、スタメンに選ばれ、とても喜んでいたのですが、総体の2週間前に捻挫をしてじん帯を損傷してしまいました。全治3週間との診断で、大好きな部活での大切な試合を目前に、娘にとっては相当なショックだったようです。
それでも当日、娘はユニフォームを着てスコアラーとして試合に参加しました。
私と主人も娘のチームの応援に駆け付けました。
そして、娘のチームは見事に総体で優勝を果たし、来年1月に県大会に出場することが決まりました。
娘自身もケガから回復しつつあり、県大会に向けて自主練習に取り組もうと意気込んでいます。
負けたときの悔しさを経験しているからこそ、今回の総体での優勝は特別な喜びとなったようです。
勝つことの楽しさや達成感を知り、チームメイトと共に成長する姿を見て、親としても大きな感動を覚えました。
このような経験を通して、子どもたちの成長を日々感じています。
最近は下の子（小学校5年生）と一緒に少しずつ料理をしたり、片付けをしたりと、できることが増えてきて、頼もしく感じることも多くなりました。
私が趣味で週に1回通っているキックボクシングジムの間も、子どもたちが協力して手伝ってくれるので、とても嬉しく、子どもたちと共に日常を楽しむ時間が増えたと感じています。
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