「TKC経営支援セミナー2017」セミナー開催レポート
「TKC経営支援セミナー2017」
11月1日(水)の午後から、経営者の方々や金融機関の方々向けに『TKC経営支援セミナー2017』セミナーを開催致しました。
今回の研修は、TKC様があらかじめコンテンツをご提供くださいましたので、その内容に沿ってお話させて頂きました。
■2017年11月1日(水) 13:30~16:40 (会場:ホテルボストンプラザ草津)
・第一部:「最新の中小企業支援施策について」
講師 杉本総合会計 所長 杉本 浩志
・第二部:「金融機関との対話を深め『会計で会社を強くする』には」
大同生命様制作のDVD講座
・第三部:「中小企業会計啓発・普及セミナー」
講師 杉本総合会計 中野 将
第一部の「最新の中小企業支援施策等と当事務所の経営支援業務」では、
中小企業を取り巻く環境(現状把握)と、金融機関から借り入れする際のポイントや資金調達のお話、また、経営者の経営課題を解決するお手伝いとして、弊事務所が平成24年12月に認定を受けた「経営革新等支援機関」としての役割について、所長の杉本がお話をさせて頂きました。
第二部は、大同生命様制作のDVD「金融機関との対話を深め【会計で会社を強くする】には」を上映。
ここでは、第一部でもお話させて頂いた、金融機関からの借り入れを行う際に評価の対象となる「事業性評価(地域貢献や自社の強み等、決算書だけでなく事業の中身を見た融資の実行)」の内容が出てきましたので、参加者の方には、より明確にイメージできたのではないでしょうか。
そして、いよいよ第三部は、杉本総合会計スタッフの中野さんのセミナー。
セミナーで話すのは今回が2回目だったそうですが、堂々とした話しっぷりに参加の皆様の反応も良かったです。
自己紹介では、杉本総合会計に勤務することになったキッカケを話されました。
(所長とお父さんが同級生という事から、学生時代から杉本総合会計にお世話になっていたそうです。)
セミナー内容は、【会計の活用】をテーマに、「預貯金出納帳」、「債権管理」、「債務管理」、「在庫管理」、「売上目標」、「3ヶ月資金繰り表」、「自計化」、「発生主義への移行」、「月次実地棚卸」、「翌月10日までの月次決算」についてポイントと説明を加えながらお話をしました。
特に自計化については、社内で会計を完結する事で、“経営者が数字を使って経営を熱く語る”事に繋がりますので、クライアント様にも積極的に自計化を進めています。
自計化にしたから黒字化するという因果関係はありませんが、自計化を率先されている企業は、黒字化している事が多い事から相関関係があるのではないかと思っています。
また、自計化は、自社内で行う事によってスピーディーな経営を行う事ができます。更に月次決算を行う事で早期に対策がとれ、タイムリーな経営判断に繋がります。
杉本総合会計では、翌月に巡回監査をさせて頂いておりますが、その時に経営者ご自身が数字を把握されていると、数字を使った、より良いアドバイスをさせて頂くことができます。
後半は、ホワイトボードも駆使して、解りやすく説明。
先日の知的資産経営のセミナーで、中島先生から習った内容も、しっかりセミナーに取り入れました。
このような形で、あっという間に3時間のセミナーが終了致しました。
今回のセミナーでは、弊事務所の取り組みについてもお話をさせて頂きましたが、税理士事務所は税金の計算だけでなく、新しい事も行っていかなければなりません。常にクライアント様と共に同じ歩幅で進化する税理士事務所として、今後も皆様に有益な情報をお届けできるように邁進いたします。
-進化形税理士事務所-
杉本総合会計
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