巡回監査士について
今回のブログでは、「巡回監査士・巡回監査士補」についてです。
巡回監査士ってどんな仕事?
巡回監査士とは
巡回監査士とは、顧問先企業様に毎月訪問して、会計資料の確認を行う業務です。巡回監査士・巡回監査士補は、会計記録の適法性・正確性・適時性を確保するために、
経営の真実性、実在性、網羅性を確認し、経営状態を把握することによって適切な助言を行います。
決算書の信頼性を高める「巡回監査」
巡回監査は毎月行う月次巡回監査と、期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられますが、どちらも経営方針の健全性の吟味に努めるもので、信頼性の高い決算書の作成に努めます。
信頼性の高い決算書は下記の三つによって検証が可能です。
①中小会計要領チェック②書面添付
③記帳適時性証明書
②の「書面添付」は、税理士法第33条の2に基づく添付書面で、書面添付制度とも呼ばれます。
書面添付制度は税務申告書の内容が正しいことを説明する書面を税理士が作成し、それを申告書に添付して税務署に提出する制度のことです。
☆書面添付をしていると、いきなり税務調査が来る事はなく、調査の前に税理士に意見聴取をする必要があります。
そのため、弊所で対応を済ませられるケースが多くなります。
ただし書面添付を行うには、自計化(経理処理を自社で行う)して頂いていることが必要不可欠になってきます。
弊事務所では自計化されている顧問先様へは巡回監査を行うために、基本的に毎月ご訪問させて頂いています。
■現在、弊事務所には巡回監査士補が4名在籍しています。
また、2024年11月に実施される巡回監査士、巡回監査士補の試験に向けて
研修を受講し、勉強を頑張っています。
今後、巡回監査士・巡回監査士補の資格を取得したスタッフのインタビューもアップしていきたいと思います。
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